どうすんだ、俺。
なんでこんなにイライラするんだ?

俺は、どうかしてる。
だってこんなの、いつもの事じゃねぇか。
放課後の部活後。
渋沢と、マネージャーのが仲良くおしゃべりしてる。
それだけ。
なのに、どうしてこんなにイラつくんだ…
「みーかみ先輩っ」
「あん?」
「仲いいっスよねー、先輩とキャプテン。いーなー」
バカ代が、そんな事をつぶやいただけ。
バカ代が、の事を『』なんて呼びやがっただけ。
「るせーな、バカはバカと仲良くしてろよ」
なんで、こんなにイライラするんだ?
「いーじゃないっスか、三上先輩だってバカだし」
「…何か言ったか?」
「な、なんにも言ってないっスよ!」
思いっきり睨んでやったら逃げるように何処かに行った。
あ、が、笑ってる。
あんな笑顔、俺に見せたことねぇだろ…?
渋沢の奴も、笑ってやがる。
はたから見たら、すげぇお似合いのカップルだ。
ああ、
渋沢がムカつく。
「三上先輩、さっきから凄い形相で何見てるんですか?」
「笠井」
今度は、笠井が話し掛けてきた。
ったく、今日は2年がたくさん来る日だ…
突然、にこっと笑う笠井。
…こいつの笑顔は、全部を悟られてる気がして恐ぇ…
「はーん、ヤキモチ、ですか」
「あ?」
「キャプテンに嫉妬してるんですね。男のヤキモチはカッコ悪いですよ?」
「そ、そんなんじゃねー…」
「好きなんですよ、三上先輩は。先輩のこと」
「んな事…」
あるわけねぇ。
そう、言おうとしたのに。
言えなかった。
「意地っ張りですね…もたもたしてるとキャプテンに取られちゃいますよ?」
「…〜っ……わーったよ!」
「頑張って下さいね」
にこっと、笠井がまた笑った。
俺は、の事が好きなのか?
違ぇ、と言おうとした頭が、本能に遮られる。
いい加減、素直になれよ俺。
「、ちょっと来い」
「え、何?」
「渋沢、ちょっと借りるから」
「あ、ああ…」
心臓が、高鳴る。
もう意地を張るに張れない。
どうして、こんなにはまってるんだ?
って、女に。
「で、どうしたの、三上」
部室の裏、壁のせいで微かに反響したの声。
一度、息を大きくすって。
「好きだ」
もう、意地っ張りは止めだ。

はい、ええと…3535HITキリリク、三上夢です。
あんまりヒロインちゃんの出番がなくてごめんなさい…!
少女漫画チックですねー…え、違いますか?
自分、こういう告白で終わる少女漫画、大っ嫌いなんですけど(ぇ)
まあ、あとはご想像にお任せします。
七夏様のみ、煮るも焼くもお好きにしてやってください。
では、失礼致しましたー(逃)
(c)愛渚 雛古 2004.04.17