「で、どうすれば良いの?」
「とりあえず食堂で一緒にお昼食べてるからそこにきなよ」
「本当に行くからね?」
「勿論」
タクは、ニッコリ笑ってあたしの経やの窓から自分の部屋へと飛び移った。
只今武蔵森学園の生徒はゴールデンウイークのため、自宅に帰って来ています。
今日で最終日だけどね…
そしてあたしは隣の家で幼なじみの笠井竹巳に愛しの藤代くんをどうやったら手に入れられるかを聞いていたところでした。
「じゃぁタク、また明日のお昼ね」
「うん、おやすみ」
タクが言うには男女混合の食堂で、「タクと一緒に食べるー」みたいな我が儘を言ってみること。
藤代くんはそーゆーの嫌がらないんだって。
それで、藤代くんは明日は絶対に「ハンバーグ定食」を頼むらしい。
それについてくる人参を食べて仲良しこよし…って言うんだけど、そんなにうまくいくもんかな?
まぁいいや、タクを信じてみよう。
******
『で、どうしたらいいのー?』
「はいっつもお昼一人らしいし、誘ってみようかと思うんだ。」
『うんうん』
「それで誠二、明日はハンバーグ定食を頼むこと」
『なんで?』
「それについてくる人参あげて仲良くなれるかもしれないし…」
『そうだね!タク天才!』
「はいはい。じゃぁまた明日」
『うん!おやすみー』
俺はタクとの電話を切って自室に戻った。
タクが家に帰る俺も返ればよかったなー。
でも、まさかタクとちゃんが幼なじみだったなんてびっくり。
でも、そのおかげでちゃんとの交流も増えるし…問題なしっと!!
あーあ、早く明日にならないかなぁ?
このまま一気にちゃんの彼氏になってやる!
「おい馬鹿代」
「馬鹿代って言わないでくださいよ!!」
「は確かブロッコリー嫌いだったぜ?」
「三上先輩まさかちゃん狙ってるんっすか?」
「んなわけねーよ。明日昼一緒にするなら食ってやれば?」
「そうします!」
「おう」
そっかー、ブロッコリーか…って待ってよ。
何で三上先輩がそんな事知ってるの?
その前に何で三上先輩は明日のお昼ご飯一緒に食べるって知ってるの?
わけわかんないなー。
******
さてと、準備万端だし、そろそろ来るかな?
ってか二人とも両想いなのにこんなに悩んで馬鹿みたいだなー。
まぁ、実際二人とも馬鹿なんだけどね?
「ちょっとタク!なにクスクス笑ってんだよぉ」
「いや?」
ってか遅いな。何やってるんだろう?
「タクー。一緒に食べよー?」
「俺はいいけど…」
「あ、えーっと…一緒に食べない?」
「いいの?」
「うん…」
何?この人達面白過ぎ。
いつもはうるさ過ぎるぐらいうるさい癖に、
お互いを前にするとこんなにもしおらしくなるんだ…
「タクー、人参食べてよ。」
「やだ」
「えー!!何でー?」
俺はちらっとの方を向いてニッコリ笑う。
するとは一気に赤くなって俯いた。
俯くところじゃないよ?早くしなさい。
「よ、よかったらあたし食べるよ?」
「ホントに?」
「うん」
うわー…誠二も分かってた事なのにそんなに嬉しそうな顔するんだ。
ホントに人参嫌いなんだね?
「タクー…ブロッコリー」
「美容にいいよ?」
「やだー!こんなの食べたら死ぬー」
「ちゃん、俺が食べてあげよっか?」
「え…?」
「あ、嫌だった?ごめんね?」
「違うよ…じゃぁあたしも誠二くんでいい?」
「うん」
何だか、二人の周りには薔薇が飛んでる…
俺がここにいるの間違ってるような気がする気もしてきたんだけど…
気のせいかな?
「あ、三上先輩。そっち行ってもいいですか?」
「おー」
俺は隣のテーブルでオムライスセットを食べる三上先輩の方へと移動した。
ちらっと横を見ると「行かないでよ!!」という顔をしたと誠二。
ワンコが二匹…
「あのー…さ」
「ん?」
「か、彼氏とかいるの?」
「いないよ?」
うわー…二人とも真っ赤だよ。
ってか誠二もじれったいな。早く告白すればいいのに。
「そうなんだ。あ、あのさ!」
「キヤッ」
「あ…大丈夫?」
、焦りすぎてコップひっくり返してるし。しかもなにげに誠二手握ってるし…
「あのさちゃん!!」
「はい?」
「す、好きなんだけど!」
………。の顔ってば、もうユデダコ状態だね。
「あ…うん。あたしも、誠二くんのこと好き」
「うそ…」
「ホント」
あーあ、二人して真っ赤になって。
それにしても、やっとくっついた?
ったく、この俺がどれだけ働いたと思ってんだよ。
後できっちり報酬はもらわなきゃね。
二人から…
「笠井?顔にやけてんぞ?」
「へ?なんか言いました?三上先輩」
「いや…なにも」
さてと…これからどうなるんだろう?この二人。
→オワリ←
アトガキ
えーっと、椎葉の中でタクはこーゆーキャラなんです。
やっぱり誠二には三上が付き物らしいですねー。
ってかヘタレせーじ。(・ ̄⊥ ̄)
ちなみに題名はタクをさしてます
企画リクしてくださった愛仁っちに差し上げますわ。
期待に添えなくてごめんね…
では。
※椎葉姫々様に頂きました!
間違っても愛仁にこんな素敵な文は書けません。
著作権は椎葉様にあります。パクり厳禁!(当り前です)
===お礼の言葉===
すっごくすっごく興奮中の菜村です…!
やばい本当に爆発しそうだ。誠二ー!!
いい夢見させてもらいました。誠二がブロッコリー食べてくれた!
あたしニンジンなんて貴方の為だったら100本でも食べてあげるよ!
変に興奮中でごめんなさい。タクばんざーい!
姫々っち、本当に本当にありがとうございました!(・ ̄⊥ ̄)屮
ヘタレ管理人 菜村愛仁。